愛が止まらない - MIST.Jの日記

ちょっとだけ前回の続き。

雨宮監督と言えば、僕が最初に観たのはコレだった。

何しろ僕の世代に「仮面ライダー」は、元々は昔のヒーローでしかなかった。

再放送も滅多にないし、殆ど観る機会が無かった。

ヒーロー氷河期世代だったと言っていいだろう。(でも、メタルヒーローや戦隊ヒーローは変わらずにいた。その素晴らしさはあらためて)

そんな僕の世代の仮面ライダーと言えば、やはり彼だ。

セリフや設定がイマイチ追いつかなくたって大丈夫な、解りやすく、ダイナミックな画作りでよくわかる。

仮面ライダーＺＯは、どこか遠い森の中からやって来た逞しいお兄ちゃんが、少年を助けるためにひたすらに走り、駆け、戦い続け、そして最後は何処へともなく去っていく、そんなアクションムービーだ。

久しぶりに見てみたけど、やっぱりカッコ良かった。

土門廣さんの演技も、凄く頼もしくて、あぁ、この人は変身する人だ、って、なんかわかる。いや、主役だから当然なんだけど。

変身後を演じた岡元次郎さんもマッシヴな体格とキレッキレの技の一つ一つがとにかくカッコ良い。

僕の大好きなウインスペクターでは主役だった横山一敏さんも、アップ用をメインにドラスを演じられています。

横山さんはジャンパーソンだったので最後まで入れず、途中から高岩成二さんとバトンタッチした、とのこと。

ちなみに、赤ドラスはアップ用のドラスを改造して作ったもので、次郎さんが演じたそうです。

、、、多分、現場にいた高岩さんじゃ細すぎたんだろうなぁ。

主題歌もカッコ良い。

コレをバックにひたすら走り続けるEDには惚れ惚れする。

没版のコッチも名曲だけど。

当時、没になったコッチの曲をラジオで富野さんが聞いて、VガンダムのＥＤにしたって話は本当なのかしら？

当時、高くて買ってもらえなかった超全集も今はKindle版があって安く買える。

まぁ迷わず買ったよ、たった今。

やっぱり超全集は良い。

現場にかぶりついて撮ってるてれびくんスチルの蔵出しオンパレード。

それに雨宮慶太監督のインタビューにほぼ全編分の絵コンテ、ホントに買って良かった、、、

そんな風にヒーローに憧れた身としては、サムライフラメンコも併せて観てもらいたいワケで、例によってあんまり関係ないけど、サムライフラメンコは面白いよ。